LINE Fukuoka株式会社について
LINEはスマホでもっとも活用率の高いツールで、メッセージ・通話においてメールや電話を上回る勢いになっています。
LINE株式会社は東京に拠点を持っていますが、国内第2の拠点として人員を増やしているのがLINEの100%出資子会社のLINE Fukuoka株式会社です。
2013年に設立し、わずか4年で700人以上を増員させた福岡を代表する企業のひとつです。
成長の要因は本体のLINEの成長もあるのですが、今やLINE FukuokaはLINEの開発や発展に欠かせない存在になっています。
企業情報
会社名 | LINE Fukuoka株式会社 |
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設立 | 2013年11月18日 |
所在地 | 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル12F |
資本金 | 4億9,000万円 |
代表者 | 落合 紀貴 |
従業員数 | 918名(2018年1月現在) |
事業内容 | LINEおよび関連サービスの開発・クリエイティブ・運営・企画営業 |
LINEが福岡を選んだ理由
LINE株式会社は2011年の東日本大震災で一時的に拠点を福岡に移していました。
その時に福岡の利便性の良さに気付いて福岡進出を決めた経緯があります。
災害リスクの少ないことに加えて、万一災害の起こったときのリスク分散という意味で東京の本社を残して福岡に新しい子会社を設立しました。
その後は順調に推移して現在は創業後に建設した自社ビルにオフィスを構えています。
社内の設備は東京本社と同等規模で気持ち良く働ける環境だと好評です。
人材は地域を問わず全国から採用を行っています。
クリエイターの間では福岡は注目エリアとして有名で、関東・関西に住んでいる人でもキャリアアップのためなら福岡移住に抵抗を抱かない人が多いです。
立地的に福岡とクリエイターの相性は良いのですが、現在の増加率は日本を代表するIT企業のひとつ「LINE」の福岡進出が大きく影響していて業界の先陣を切って福岡を盛り上げてきました。
東京に変わる拠点としては大阪が定番ですが、福岡を選んだ要因は東日本大震災によるもので、南海トラフ地震で東京、大阪が同時に被災する可能性もある以上、福岡の方がリスク分散としての目的にマッチしていたのでしょう。
またLINEは海外進出も積極的に進めていて、当初のメインターゲットはアジア圏です。
海外事業のことを考えても福岡は最適なエリアです。
地域活性化に与える影響
福岡市と情報発信強化に関する連携協定を結んでいて、市政情報の発信をLINEが支援するなど自治体とも密接な関係を持っています。
全国を対象に人材を募集していますが地元からの応募も多く、雇用創出にも大きく貢献しています。
自社による雇用だけでなくセミナー、講演会、交流会などクリエイターの人材育成も行っていて、増加する福岡のIT企業の中でもリーダーシップを発揮していて、福岡という街やブランドを高める活動に積極的です。