TOTOは日本国内でトイレや洗面器などの衛生陶器の約6割のシェアを持つ業界トップの住宅設備機器メーカーです。

九州に本社を置くTOTO株式会社の創業から会社概要までを詳しく調査

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会社概要

TOTO株式会社、本社を聞くと意外な場所にありました。
福岡県北九州市に本社を置く、衛生陶器住宅関連設備品の会社になります。

 

TOTOは創業当初は東洋陶器の略称からとなります。

 

日本においてトイレ、洗面器などの衛生陶器の約6割のシェアがあり、第一位を獲得しています。

 

ユニットバスもこの会社が初めて、開発したものであります。

 

主な市場は日本ですが、建築基準法改正に伴い、住宅マンションの激減老後問題でのリフォーム減により販売状況は不振であります。
そのため欧米や、隣国の中国にマーケットを展開しております。

 

特に、今後は中国や周辺アジアでの衛生産業としての位置づけとしてポテンシャルは高いのではないでしょうか?
まさに九州を玄関として、今後はかなり飛躍するものと思われます。

 

 

社会文化とともに成長するTOTO

トイレ文化は人間の生活の一部であり、欠かせないものですよね。
かつての古い時代には汚いモノなどのイメージが強かったため、TOTOもかなり戦略には苦労したものと思われます。

 

昭和前半、トイレは和式で今でもありますが、かつてはそれがスタンダードでしたよね。
基本便器は陶器からできており、また汚れも付着しそれを除去できるように改良を加えてきました。

 

暗い時代から洋式トイレに切り替わり、トイレ文化も明るくなってきたように思います。
これからの時代は付加価値の勝負ですよね。

 

80年代テレビのコマーシャルで、「おしりだって洗ってほしい」というのがありました。
これがウォシュレットの登場です。

 

爆発的に売れたのは間違いないですし、日本の社会文化を一気に押し上げた一品となりますね。

 

今ではウォシュレットがない事自体がスタンダードから外れていると考えます。

 

これにより、いわゆる病気関連やその他不快に感じるものを取り去ってくれるのですから衛生文化を牽引したのは間違いないですね。

 

 

他の国のトイレ文化に目をつける

中国や他のアジアでは、最近では状況が改善されていますが、地方はやはりまだまだ洋式便座やウォシュレットが普及してないところが多いではないでしょうか?

 

そこに目をつけて営業展開するTOTOですが、文化の普及はこれからといった感じではないでしょうか?

 

日本のように、全国民が賛同するような所ではないので徐々に普及啓蒙活動を行って市場を拡大してもらいたいと考えます。

 

2020年は東京オリンピックですから海外からたくさんの人が日本にこられますよね。
ウォシュレット式トイレは海外ではまだまだ定着していないので、これを期に持ち帰ってもらうのもいい戦略になるのではないでしょうか?

 

 

まとめ

これからも進化をし続ける日本社会ですが、高齢化社会となります。
そうなれば、トイレの仕組みもまたそれなりに変えていかないといけませんよね。

 

TOTO株式会社の経営理念はお客さまの水周りを快適にするとありますので、これをどんな展開になるのか非常に興味深い事ですよね。

 

会社に期待しましょう。
九州から日本そしてアジア、その他の国に向けて再度出発です。